5Gとは「5thGeneration(第5世代移動通信システム)」を指し、従来の4G(3.6Ghz)とは異なる高周波数帯(3.7Ghz以上)を使用する。ただし、周波数の高さだけが4Gとの違いではない。
一般的に、周波数は低くなるほど障害物を回り込みやすいという性質を有しており、5Gのような高い周波数では直進性が増すため、端末に電波が届きにくいという課題が生じる。それを解決するための技術として、「ビームフォーミング機能」と「ビーム追従機能」が基地局と端末の両方に備わっている。高い周波数と、端末に向けて電波を効率的に届けるための技術、これらが機能することで、5Gの効果は最大限に発揮されるのだ。

5Gのメリットは大きく3つ挙げられる。
1つ目は、通信環境の快適化だ。高速・大容量通信が可能となることで、従来の4Gよりも快適な通信環境が整うことになる。商業利用の面では、通信コストの削減も期待される。
2つ目は、伝送遅延の減少だ。これにより、接続の安定性が向上する。リアルタイムでの動作が必要とされるコミュニケーションツールなどにおいて、品質の向上が期待できるほか、自動運転などの遠隔技術分野での活用により、技術の進歩にもつながる。

そして3つ目は、デバイスの多数接続だ。現在家電や医療器具等様々な分野でIOT化が進み、ネットワークに接続することでデータ収集や分析を行うなど、活用の幅が広がっている。
5Gの普及により、今後さらに広い分野でIOT化を加速させるだろう。5Gが我々の暮らしに及ぼす影響は大きいと言える。